Q: 団体信用生命保険について教えてください。
A: 通称『団信』と呼ばれている団体信用生命保険は、住宅ローンを組んだ方が返済途中で死亡や高度障害状態になってしまった時に、生命保険会社がローン残高を支払うものをいいます。
住宅ローンは高額で返済が長期にわたるため、途中で支払い者に万一のことが起こってしまったら、残された家族の負担は大変なものになってしまいますし、支払えないとなると金融機関にとっても損失ですので、このような保険が生まれました。最近では、死亡や高度障害だけでなく、三大疾病や七大疾病の保障もついているものも増えてきました。
民間の金融機関は、ほとんどこの団体信用生命保険への加入を住宅ローンの借り入れの条件としており、保険料の支払いは通常は金融機関が行います。
ただ保険ですので、健康状態が良好であることが必要です。また、借り換えを行う時も団体信用生命保険に入り直すことになりますので、注意が必要です。
ちなみにフラット35や一部の金融機関などでは加入が任意となっており、ローンとは別に支払う必要があります。
最後にひとこと。
住宅ローンを組んで団体信用生命保険に加入したら、それまで入っていた保険を見直しましょう。
万一のことが起こった時に残された家族が住む所が確保できているのであれば、生活費の保障を減らすことができるかもしれません。重複で保障したままになっているケースも多々ありますので、確認してみてください。
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