自転車保険

自転車での加害事故の賠償金額が高騰している件

投稿日:2013年9月26日 更新日:

自転車保険が必要な理由

日本国内では、ほとんどの人が日常的に自転車に乗っていますが、自動車と違って、保険に入っている人は少ないかもしれません。自動車を運転する時に持つ事故への重大さを自転車に乗る時には、感じていないからだと思います。自転車事故と言えば、ちょっと転ぶ程度だろうという風に考えて、自分以外の人に怪我をさせてしまうことがあるというようなケースは想像もしていないのではないでしょうか?

けれども、自転車事故には、自動車事故と同じくらい、危険な事故が多くあります。例えば、目の前に小さな子供が飛び出してきてぶつかってしまったり、自転車同士でぶつかってしまったりすることがあります。場合によっては、相手がひどい怪我を負い、入院、手術が必要になったり、最悪の場合は死亡してしまったりすることも決してないとは言えません。

先日も、中学生が曲がり角で左右確認をせず、お年寄りにぶつかり、重傷を負わせてしまったというニュースがありました。このような場合、相手への賠償責任が発生します。また、自分自身が転倒して怪我をすることもあります。
事故が起こった場合に、どのようなケースで賠償が必要となるのでしょうか?

交通事故が起こった場合、どちらが被害者になり、どちらが加害者になるかというのは、自転車同士、自動車同時など、双方が同じ条件だった場合には、どちらの過失が大きかったかによって決まりますが、自転車と人、自転車と自動車など、条件が違う場合には、自転車と人であれば人、自転車と自動車であれば自転車というように、物理的に強いほうの側が加害者になります。したがって、自転車に乗っているときに、人にぶつかってしまい、怪我をさせたり、相手の持っていたものを壊してしまったりすると、賠償責任が発生するのです。

自転車事故で民事責任を問われる事例

自転車事故で民事責任を問われ、賠償責任が発生する事例を具体的にいくつか挙げてみます。猛スピードで下り坂を走っていた高校生が老人にぶつかり、相手が転倒して死亡した事例では、1,054万円の損害賠償額が請求されています。

また、右側通行をしていた高校生の自転車が、前方から来た自転車にぶつかり、相手が死亡した事故では、2,650万の損害賠償額が請求されました。高校生以下の子供がこのような事故を起こしてしまった場合には、親が損害賠償をしなくてはなりません。自転車保険に加入すると同時に、子供に対して、交通事故の怖さや、自転車を安全に利用するマナーなどを教えることが大事です。

自転車事故で刑事責任を問われる事例

自転車事故で責任を問われるのは、民事責任だけではありません。ケースによっては、重過失致死傷罪(5年以下の懲役または禁固か100万円以下の罰金)過失傷害罪、道路交通法違反などが適用されます。自転車事故の中で刑事責任を問われる自転車事故の事例をいくつかあげます。

自転車に乗った女性が横断歩道を横断中の老人にぶつかり、相手が死亡してしまった事故では自転車側が安全確認を怠った過失を問われ、重過失致死罪で書類送検されました。また、自転車で下り坂を猛スピードで走っていた男性が、前方から来た老人にぶつかり、転倒させた事故では、自転車の男性が、相手が大けがをしているにもかかわらず、逃走した為、重過失傷害罪、道路交通法違反(ひき逃げ)で書類送検されました。

また、飲酒後に自転車で、自転車が走ってはいけない歩道を走っていた男性が子供にぶつかり、怪我をさせてしまった事故では、重過失傷害と道交法違反で逮捕、現行犯逮捕されました。このような事故の事例は数多くあり、自転車であっても、事故で相手を重篤な状態にさせてしまう恐れは十分にあります。

よりよい条件の保険を選ぶために

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