3大疾病等でも払込免除になる珍しい学資保険
通常、学資保険には契約者（親）に万一のことが起こった場合にそれ以降の保険料の支払いが不要になる「払込免除特約」が付帯していますが、その条件は契約者が亡くなった場合か所定の高度障害の場合のみというケースがほどんどです。しかし、太陽生命の販売している学資保険である「わくわくポッケ」は、死亡・高度障害のケース以外にもがんを含む三大疾病、疾病障害状態、要介護状態（3以上）という条件でも払込免除となります。むしろ、これらのケースのほうが治療費が継続してかかる分だけ家計負担としては重いといえそうです。
払込期間は「15歳払込完了」の一択
「わくわくポッケ」には、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学のそれぞの入学目安の時期に学資金を受け取れる「すくすくプラン」と、高校・大学のみの支払いとなる「しっかりプラン」の2種類があります。しかし、いずれも払込期間は15歳払込完了しか選ぶことはできません。「養育費の負担が重くなる前に保険料払込満了」と謳ってはいますが、早期に払込を完了させることで少しでも運用する期間を稼ぎ、充実した払込免除特約の保障相当の保険料分を相殺しようとしているものと思えます。それぞれのプランの複利ベースの年利を計算してみました。
すくすくプランはギリギリプラスの年利0.08％
しっかりプランの年利は0.3％
充実した払込免除特約に魅力を感じるならアリな選択肢
この保険は、本来は通常の学資保険と「3大疾病＋疾病障害状態＋要介護状態になった場合に（保険料相当の）年金が受け取れる保険」を組み合わせたものであるといえます。ただ、後者のニーズのみを満たすバラ売りの保険はこれまでのところ聞いたことがないので、コストパフォーマンスは正確には比較できないものの、こうした保障機能を充実させているにもかかわらず、なおプラスの金利となる「わくわくポッケ」は検討に値する保険だと思います。
よりよい条件の保険を選ぶために
学資保険に賢く加入するには、複数の保険商品の金利や契約期間などを冷静に比較する必要があります。そこで、複数の保険会社と契約をしているFPと相談できる保険のビュッフェ！というサービスを利用するのがオススメです。自宅や喫茶店、ファミレスなど、指定した場所にきてくれますので、妊娠中だったり子供がいるので遠出ができないといった場合でも安心です。当サイトの管理人も利用してみましたが、初回の相談ですぐに保険の契約を求められることはありませんので、試しにライフプランニングをしてもらって子供の教育資金や、老後に必要となる資金などを試算するといった使いかたもお勧めです。
自宅に来てもらうのはちょっと・・・という場合は、お店を構えている保険ショップがおすすめです。その場合は、日本最大級の保険ショップ「みつばち保険」や北斗晶夫妻のCMで有名な「保険見直し本舗」など複数のチェーンをまたがって検索できる保険ショップの検索・予約サイトの「LIFULL保険相談」がおすすめです。チェーンによって、駅チカだったりショッピングモール併設店が強かったりと特徴があるのでライフスタイルに合わせて便利な立地の店舗を見つけるのがオススメです。
