私が入った生命保険は、勤務している会社とつきあいのある保険会社のものでした。
加入した理由はというと、自分も社会人3年目になり、保険ぐらいは入っておくべきだろうという単純な考えと、自社と関係のある保険会社に入るのは上の人へのちょっとしたアピールにもなるだろうという不純な動機、そして30代に入る前に加入しておいたほうが、色々と有利らしいというにわか知識によるものでした。
今思えば、ちゃんと社会人をやっているんだという自信をつけるための、カッコつけのような感情もあったかもしれません。
自分では契約内容をしっかり吟味したと当時は思っていたのですが、特に他社と比べるわけでもなく、大体営業担当の方が勧めるままに決めていました。
そして保険料を支払うようになって数ヶ月。
支払う金額は毎月9000円ほど。
元々さほど余裕のある生活をしているわけではなかったため、自分で実感できるほどに生活レベルが落ちてしまいました。
日々の仕事によるストレスを買い物や食事で発散できない毎日。
そしてついに私は耐えられなくなり、1年も経たないうちに解約することに決めました。
ところが契約したのは前述の通り自社と繋がりのある保険会社です。こんなに早くやめるとなると、なんだか気まずい状況になりそうな気がします。
良い言い訳はないものだろうかと考え、「親戚のつきあいでこっちの保険に入ってくれと言われた」ということをでっち上げることにしました。
バレるような内容ではないと思いつつも、変にツッコんだことを聞かれないか内心ビクビクしながら解約手続きをお願いし、特に問題もなく完了しました。
今でもその営業の方とは顔を合わせることがあり、なんとなく後ろめたい気持ちになります。
この経験で私は、保険は自分の収入をよく考え、余裕をもって入るべきであると学ぶことが出来ました。
至極当然のことではあるのですが、思い立ったが吉日とばかりに行動を起こしてしまうと、なかなか考えが及ばなくなってしまうものです。
私の場合少し生活費を切り詰めればいいかな? なんて軽い気持ちがあったことも否めません。
いわゆる『意識の高い社会人』であろうと頑張っている人は要注意ですので、お気をつけください。
(31歳男性 会社員)
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