「メディカルKit 就業不能サポートプラン」概要
5疾病(悪性新生物(がん)、急性心筋梗塞、脳卒中、肝硬変、慢性腎不全)で働けなくなってしまった場合に給付金を受け取ることのできる特約が特徴の医療保険です。
保険期間 | 終身 |
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保険料払込期間 | 終身払い or 短期払い(60歳まで) or 定期10年 ※通販申込の場合は終身払いしか選ぶことができません。 |
契約可能年齢 | 15〜62歳 |
入院給付金 | 10000円 |
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手術給付金(外来手術) | 10万円 |
手術給付金(入院手術) | 5万円 |
放射線治療 | 10万円 |
先進医療特約 | 先進医療の技術料と同額保障 通算1000万円まで |
入院限度日数 | 60日 通算日数の上限は疾病入院、災害入院それぞれ730日 |
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短期入院 | 日帰りから保障 |
保険料払込免除制度 | 有 所定の高度障害・身体障害になった場合 |
支払い方法 | 口座振替 クレジットカード払い( JCB、DC、NICOS、UFJ、VISA、Master Card) |
備考 | - |
医療保険の基本
医療保険は病気やケガによる入院に備える保険です。入院給付金・手術給付金の二つで構成されているのが基本で、1入院あたりの入院の限度日数の主流は60日です。保険によっては通院も保障している場合もあります。通院を保障している場合は、入院した病気・ケガと同一の病気・ケガで通院した場合のみ保障されているというのが一般的です。
特徴
- 5大疾病就業不能特約の付帯したプラン。
支払い事由を満たせば1回につき100万円受け取れる - あんしん生命の各種サービスを利用できる
主契約
特約
(1)5大疾病就業不能特約
給付金のタイプによらず、1回につき100万円受け取ることができます。
・支払い事由
第1回就業不能給付金の支払い事由:特定疾病で所定の入院をしたとき、または特定疾病を直接の原因とする就業不能状態が30日を超えて継続したと診断されたときをさします。
第2回以後就業不能給付金の支払い事由:特定疾病を直接の原因とする就業不能状態が、前回の就業不能給付金のお支払事由に該当した日の1年後の応当日以後のこの特約の保険期間中に、30日を超えて継続したと診断されたとき
・就業不能状態とは
5疾病の治療を目的として病院または診療所において入院している状態 |
5疾病により、医師の指示を受けて自宅等で療養しており、職種を問わず、すべての業務に従事できない状態 |
5疾病により生じた、高度障害状態 |
(2)先進医療特約
5疾病就業不能特約・先進医療特約の更新について
(1)5疾病就業不能特約
65歳まで自動更新可能。ただし、保険期間が、主契約の保険料払込期間満了日を超えるときは、主契約の保険料払込期間満了日までの期間(60歳まで)がこの特約の保険期間となります。5疾病就業不能特約の場合、60歳更新時には、65歳までの5年間の更新となります。
(2)先進医療特約
90歳まで自動更新可能。保険期間が、主契約の保険料払込期間満了日を超えるときは、主契約の保険料払込期間満了日までの期間(60歳まで)がこの特約の保険期間となります。先進医療特約の場合、60歳更新時以降は、保険期間10年で90歳まで自動更新となります。
保険料例
公式ウェブサイトの保険料シミュレーションを確認しました。対面申込は終身払い・短期払い(60歳払込済)の保険料を試算できるのに対し、通販申込の場合は終身払いしか試算できず、先進医療特約付加の料金を付加した料金の試算はできませんでした。そのため、対面申込の場合の金額をまとめました。
他社の医療保険との比較
このような、5疾病(悪性新生物(がん)、急性心筋梗塞、脳卒中、肝硬変、慢性腎不全)に対して就業不能給付金が支払われるという特約は他にはありません。
七大生活習慣病に手厚い医療保険はオリックス生命「新CURE」やメディカル生命「メディフィットA」などがあります。これらは「メディカルKit 就業不能サポートプラン」よりも保険料は安くなっています。
「メディカルKit 就業不能サポートプラン」まとめ
5疾病(悪性新生物(がん)、急性心筋梗塞、脳卒中、肝硬変、慢性腎不全)で就業不能状態になった場合に就業不能給付金を受け取ることができるというのは一見かなり安心できる特約のように感じます。しかしこの特約は65歳までしか付加できない特約です。特約の上乗せ分を支払ってまで入る価値があると考えるかどうかは各人の判断によるでしょう。
以下は「就業サポートプラン」と、「基礎プラン」の差額を出したものです。いずれも終身払い、入院給付金日額10000円で試算した結果です。(3)の差額が5大疾病就業不能特約を付けたことによる差額です。(4)は(1)と(2)をそれぞれ65歳まで支払った場合のトータルの差額です。
また、5疾病就業不能特約は支払い事由もやや厳しい設定と考えられます。一時金のような「診断されたら」「入院したら」等ではなく、30日以上の就業不能状態であるという医師の診断が必要です。もちろん支払い事由を満たすようなこともあるかもしれませんし、その場合は助けになるまとまった金額ではあります。
65歳までという条件付きで、5疾病就業不能特約に対しておよそこのくらいの差額を支払う価値があると考えるのであれば加入を検討されるとよいでしょう。
よりよい条件の保険を選ぶために
医療保険は、さまざまな保険が各社から登場しています。自分にあった保険に賢く入るためには、複数の保険会社と契約をしているFPに相談できる保険のビュッフェ!というサービスを利用してじっくり相談してみるのがオススメです。当サイトの管理人も利用してみましたが、初回の相談ですぐに保険の契約を求められることはありませんので、試しにライフプランニングをしてもらって万が一のときの医療費や、老後に必要となる資金などを試算するといった使いかたもお勧めです。
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