アイアル少額短期保険

不妊治療中の女性が入れる保険「子宝エール」は、ミニ保険ならではの良い保険

投稿日:2013年1月6日 更新日:

少子化に悩んでいて少子化担当大臣も設置されている日本ですが、まだまだ保険の世界は「妊娠」に厳しいようです。先日、ライフネット生命が妊娠中でも入れるようになったことについて触れましたが、そもそも不妊治療など妊活をしている際には保険に入れないことを知りました。不妊治療は、まだまだ女性への負担が大きいため、不妊治療中の保険引き受けはできない、ということのようです。

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不妊治療中の女性のための保険「子宝エール」

そんな不妊治療中の女性のための保険として、アイアル少額短期保険会社が「子宝エール」というのを発売していました。そもそも、少額短期保険(ミニ保険)とは何かというと、もともと“無認可共済”として販売されていたものが法律の変更によって生まれ変わり、金融庁からゆるやかに規制されることになった保険会社のことです。

そんな、不妊治療中の女性のための「子宝エール」の内容を見てみます。

60日間、入院日額5000円(女性疾病の場合10000円)の一般的な医療保険と同等の保障内容になっています。
同社のウェブサイトからは保険料がいくらか見つけられなかったので、提携先の地球健康クラブに掲載されていたのを掲載します。(アイアル側でいくつかの年齢で見積りをとってみましたが、同じでした)

30歳で死亡保険金0円のケースなら、1850円/月となっています。同様の保険をネクスティア生命の「カチッと医療」と比べてみました。

すると、同様に入院日額5000円で月額840円だったので、不妊治療を受けていない女性が「子宝エール」に加入する意味はなさそうです。

有名じゃない保険会社だけど破綻しないの?

少額短期保険も今では金融庁の規制可にあるので、以前ほど破綻の可能性は減ったことと思います。それでも、保険会社ほど細かく規制を受けているわけでは無さそうなのと、保護機構に加入していないため破綻しないとも言えません。
しかし、今回の保険は「1年更新」の保険となっており(ミニ保険は1-2年以上の設定ができません)、仮に破綻してしまったとしても、受けるダメージはそこまで大きくありません。それに不妊治療が終われば、通常の医療保険に加入すればいいだけですので、そこまで長期にわたっての心配をする必要はないでしょう。

保険Hacksとしては、不妊治療を受けていることが理由でこれまで保険を断られてきた方には、救いとなる保険という意味で応援したいと思います。

よりよい条件の保険を選ぶために

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