「スーパー傷害保険Lite」の紹介
チューリッヒ「スーパー傷害保険Lite」はその名の通り「スーパー傷害保険」の保険料を押さえ、交通事故に限定した保険です。自転車保険は国内での事故のみを補償していることが少なくない中、国内外ともに補償しているというところが特長でしょう。
自転車保険の基本
自転車保険では、自転車事故に見舞われた場合に賠償金、死亡保険、後遺傷害保険、入院保険金、手術保険が下りるというものが基本です。保険によっては通院でも保険金が出る場合もあります。
選ぶポイントは高額な賠償請求が発生した場合に備えられることです。もし他の保険で賠償請求に対応できるのであれば、賠償請求に重きを置いて選ぶ必要ありません。自転車保険を検討される前に、自動車保険などで賠償請求に備えていないか確認してみましょう。
示談を代行してくれるサービスが付帯しているかどうか、補償は国内事故に限るのか、海外でも効くのかという点も選ぶポイントになるでしょう。
自転車のみの保険ではなく、日常生活のケガや地震による入院・通院、携行品損害など、補償の幅を広げて保険料を高く設定しているケースもあります。
保険料・プラン
30歳の場合の試算をしてみました(40歳、50歳での結果も保険料は同じでしたし、フリープランでの設定可能な金額の上限も同じようでした)。
※1.入院保険金支払限度日数変更特約(120日用)付帯
※2.入院の場合は入院保険金日額の10倍、入院外の場合は入院保険金日額の5倍
※3.通院保険金支払限度日数変更特約(60日用)付帯
※4.入院1日目から補償の対象になります。また、通院補償を付帯している場合は、同様に通院1日目から補償されます。
他社の保険との比較
賠償責任保険金が5000万まででは少ない?
自転車事故で5000万円を超える賠償請求も過去いくつも存在します。もし賠償責任保険金5000万円を少ないと見るのであれば、同価格帯で賠償責任保険金の手厚い、年間4,160円のセブンイレブンで入る「自転車向け保険」がよいでしょう。賠償責任保険金が1億円までで、示談交渉サービスもついています。ただし、国外の事故については補償されないので、その点は注意が必要です。
外国でのケガの補償も捨てがたいが、賠償責任保険金1億円も魅力という場合は...
外国でのケガも補償の対象となり、賠償責任保険金が1億円まで補償されている保険に朝日火災の「自転車保険」があります。年間保険料3980円でこれらの特長を備えています。ただし、入院保険金や手術保険金では「スーパー傷害保険Lite」の方が高額補償されています。
まとめ
外国でのケガの補償・賠償責任保険5000万円で入院保険金と手術保険金が手厚い保険
この価格帯(年額4000円前後)の自転車保険と比較すると、保険料と保険金のバランスは悪くありません。死亡・後遺傷害で500万円、入院日額5000円で、手術保険金額も入院保険金に日額の5~10倍、賠償金が最高5000万円で国内外の事故の補償というのは手厚い部類です。特に、外国でも自転車に乗る予定のある人にはよい保険だと言えます。
海外の事故も補償され、さらに高額な賠償責任保険金を望む人は朝日火災の「自動車保険」、海外の事故の補償は不要な人はセブンイレブンの「自転車向け保険」と比較検討されるとよいでしょう。
よりよい条件の保険を選ぶために
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