東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身保険」概要
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身保険」は低解約返戻金型(無配当)の終身保険です。最大の特徴は、主契約に「死亡保険金」「高度障害保険金」に加えて「介護保険金」があるということです。「介護保険金」は要介護状態2以上もしくは所定の要介護状態が180日以上継続した場合に受け取ることができます。また、保険金を受け取ることなく80,85,90歳を迎えた時には「健康祝金」を受け取ることができます。
3大疾病保険料払込免除特則を付加した場合、悪性新生物(がん)、急性心筋梗塞、脳卒中の所定の状態となった場合以後の保険料免除となります。
保険期間 | 終身 |
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保険料払込期間 | 1年、1歳刻みで設定可能最短:10年最長:79歳払済 |
契約可能年齢 | 15歳~69歳 |
最長保障年齢 | 終身 |
保険金金額範囲 | 200~5000万円(10万円きざみ)(職業・年齢によって限度額有) |
リビングニーズ特約 | 有 |
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その他特約 | 指定代理請求特約 |
保険料払込免除特約 | 有 不慮の事故を原因として所定の身体障害になった場合※3大疾病保険料払込免除特則を付加した場合、悪性新生物(がん)、 急性心筋梗塞、脳卒中の所定の状態となった場合以後の保険料免除 |
支払い方法 | 口座振替、クレジット払い |
備考 | 月払い/年払い通販での申込も可能ですが、保険料払込期間は65歳払済で3大疾病払込免除特則は付加されます。保険料は200,300,400,500万のいずれかから選択します。 |
特徴
- 保障が一生涯続く
- 払込期間を満了すると、払い込んだ額を上回る解約返戻金となる
- 死亡・高度傷害保険金のみならず介護保険金がある
- 契約者貸付制度あり
- 【3大疾病保険料払込免除特則を付加した場合】悪性新生物(がん)、 急性心筋梗塞、脳卒中の所定の状態となった場合以後の保険料免除
保険プラン
- 40歳 男性
- 保険金額:500万円
- 保険期間:終身
- 65歳払込満了
- 低解約返戻金期間:65歳まで(ご契約日から保険料払込期間が満了する日の24時まで)
- 低解約返戻金割合:70%
主契約
死亡保険金額500万円の場合の保険プラン例
死亡保険金・高度障害保険金・介護保険金がいずれも500万円保障されています。これはいずれかひとつを受け取ることが可能です。いずれも受け取ることなく、解約もせず、80,85,90歳を迎えたときには「健康祝金」を受け取ることができます。
特約
- リビング・ニーズ特約
- 指定代理請求特約
保険料例
- 保険料払込期間:60歳払済
- 3大疾病保険料払込免除特則:付加
介護状態の目安
(財)生命保険文化センターより、介護状態別の身体状態の目安です。「長生き支援終身保険」では要介護状態2以上の認定を受けた場合に介護保険金を受け取ることができます。要介護度2の場合、公的介護保険の効くサービスの一月当たりの支給限度額は194,800円(自己負担は19,480円)です。
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身保険」まとめ
死亡・高度障害のみならず、要介護状態2以上となった場合に対しても保障を得ることができる
要介護状態2以上となった場合には何かしらの形で家族や介護サービスの介助が必要になりますから、死亡保険金と同額の介護保険金を受け取ることができるというのは介護への備えとして心強いのではないでしょうか。要介護状態2であると認定されることが支払い事由であり、「その状態が180日以上続くこと」などの条件がついていないことは特記すべき点です。また「健康祝金」があるため、健康だった場合にもメリットが大きい保険です。
健康祝金と解約返戻金について
健康祝金の受け取り直前に解約した場合の解約返戻金は健康祝金の分高くなるよう設計されています。健康祝金を受け取った方が金額としては大きいのですが、直前に解約したとしても大幅に受け取り金額が減る仕組みではないようです。健康祝金を受け取った場合にはその直後の解約返戻金はもとの水準に戻ります。
保険料はやや高いが保障の幅が広い
「長生き支援終身保険」は低解約返戻金型(無配当)の終身保険の中では保険料は高い部類になります。3大疾病保険料払込免除特則については、NKSひまわり生命「一生のお守り」でもかなえることは可能で、その場合「長生き支援終身保険」よりも保険料を抑えることが可能です。「長生き支援終身保険」にしかない特徴は、介護保険金と健康祝金ですので、そこに魅力を感じるのであればおすすめできる保険です。
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