オリックス「新CURE Lady」は女性特有の病気と全てのがんに手厚く備えることができる医療保険

オリックス生命「新CURE Lady」は女性特有の病気と全てのがんで入院した場合には入院給付金に「女性入院給付金」が上乗せで受け取ることができる終身医療保険です。基本プランとがん充実プランの2種類のプランが用意されています。

医療保険の基本

医療保険は病気やケガによる入院に備える保険です。入院給付金・手術給付金の二つで構成されているのが基本で、1入院あたりの入院の限度日数の主流は60日です。保険によっては通院も保障している場合もあります。通院を保障している場合は、入院した病気・ケガと同一の病気・ケガで通院した場合のみ保障されているというのが一般的です。

オリックス生命「新CURE Lady」特徴

• 女性特有の病気、全てのがんに特に手厚い
• 入院の有無にかかわらず、公的医療保険制度の対象となる約1000種類の手術を保障
• 基本プランに先進医療の保障も含まれている
• （がん充実保障プランの場合）がん診断治療給付金とがん通院給付金も保障
• 重い障害状態となった場合には以後の保険料の払込が免除となる

基本プラン

入院・手術・先進医療の保障でできています。入院給付金はすべての病気やケガの入院について保障しており、約款所定の女性特有の病気・全てのがんの場合には女性入院給付金が上乗せされます。女性特有の病気とはがん、甲状腺の疾患、乳房及び女性性器疾患、妊娠・分娩および産じょくの合併症を指します(更に詳しくは約款 P91 別表８ 対象となる女性特定疾病に記載されています)。

がん充実保障プラン

基本プランに加えて、がん診断治療給付金とがん通院給付金も保障されているプランです。

がん診断治療給付金の保障内容詳細

初回：初めてがんと診断されたとき、2回目以降：がんの治療を目的として入院を開始されたときにお支払いします。

• 支払回数に制限はありません（ただし、2年に1回を限度とします）。

がん通院給付金の保障内容詳細

• がんで入院し、その退院後1年(通院治療期間)以内にその入院の原因となったがんの治療を目的として通院されたとき
  ※通院治療期間あたり60日を限度とします。
• 約款所定の手術、放射線照射、温熱療法、抗がん剤治療（腫瘍用薬＊1のみとし、経口投与を除く）のために通院されたとき
  ※支払日数に制限はありません

＊1 対象となる腫瘍用薬は、被保険者が通院をした時点において、日本標準商品分類における腫瘍用薬に分類される医薬品のみとなります。

保険料例

保険料を試算しまとめました。

終身払いの場合

オリックス生命「新CURE Lady」まとめ

「新CURE」との比較

オリックス生命はいくつか医療保険を販売しています。主要商品である「新CURE」は「新CURE Lady」のように女性入院給付金はありません。しかし、入院が長引きがちな7大生活習慣病に手厚く、糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性腎不全による入院は１入院の保障日数を２倍の120日、三大疾病（がん・心疾患・脳血管症疾患）で入院した場合は支払日数を無制限で保障しています。

「新CURE」も基本プランとがん充実保障プランの2種類が用意されています。終身払い・入院給付金10000円のコースで保険料(月額)を比較してみたところ、30歳だと「新CURE Lady」の方が高く、60歳の場合では「新CURE」の方が安くなっています。

女性入院給付金を備えたいかどうか

「新CURE Lady」は女性入院給付金が特徴であり、それがいらないなら「新CURE」や他社の医療保険を選んでもいいかなという印象です。というのは、「新CURE」のように7大生活習慣病に手厚いという特徴を備えているわけでもないので、他社の女性向け医療保険と比較した時に保障内容での強い優位性はないのです。入院時の手術給付金はしっかり保障されている部類ではありますが「新CURE」と同額です。

「新CURE Lady」はバランスは悪くないですが、女性入院給付金以外の強い特徴には欠けます。女性向けの医療保険を探している場合には他社と比較の上検討しましょう。

よりよい条件の保険を選ぶために

医療保険は、さまざまな保険が各社から登場しています。自分にあった保険に賢く入るためには、複数の保険会社と契約をしているFPに相談できる保険のビュッフェ！というサービスを利用してじっくり相談してみるのがオススメです。当サイトの管理人も利用してみましたが、初回の相談ですぐに保険の契約を求められることはありませんので、試しにライフプランニングをしてもらって万が一のときの医療費や、老後に必要となる資金などを試算するといった使いかたもお勧めです。

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