2013年4月から自賠責保険が13.5%も値上がり！バイクは値下げへ

自動車やバイクを持っているならば、すべての人が入らなければいけない「自賠責保険」。NHKニュースによると、2012年度は1400億円もの赤字になるとのことで、とうとう2013年の4月から値上がりすることが確定したそうです。その後、MSN産経ニュースによれば、「今年４月の契約分から全車種平均で１３・５％値上げすることを決めた。自家用乗用車（沖縄県と離島を除く）では、一般的な２年契約で２８９０円値上げし２万７８４０円となる。」とのことです。

最新の自賠責保険料早見表

• 普通自動車（自家用車）
• 軽自動車（軽四輪）
• 250cc超のバイク（大型バイク含む）
• 125cc超250cc以下のバイク
• 原動機付自転車(125cc以下のバイク含む)

自家用車なら、1年あたり1500円くらい値上げか

現時点での自家用車の自賠責保険額を見てみると、36ヶ月で34600円とのことでした。

自賠責保険料一覧【2011年4月1日改定版】、自賠責保険基準料率改定の届出についてより
もっと細かく知りたい場合は⇢「「自家用乗用自動車」の自賠責保険料一覧(2013年4月改訂版)」を見てください。

15%上昇するとすると、36ヶ月の場合でだいたい4500円上昇することになります。1年分にすると約1500円、1ヶ月あたりジュース1本分くらい保険料が上がるということですね。

バイク（小型自動二輪）は、逆に2-3%値下げに

自賠責保険料一覧【2011年4月1日改定版】、自賠責保険基準料率改定の届出についてより
もっと細かく知りたい場合は⇢「250cc超のバイク「小型二輪自動車」の自賠責保険料一覧」を見てください。

同様にバイクの場合も計算してみると、36ヶ月で2800円弱の値上げになりそうだと思っていたのですが、逆に値下げになることが決まりました。1年分にすると約400円くらいの値下げとなりました。自動車と異なりバイクにおける事故発生率は大きく増加しなかったようで、逆に値下げとなりました。

それにしても、「後遺症が残る事故の保険金支払いが増えている」というのは、死亡事故が減ったということなのか？と一瞬思いましたが、死亡時：3000万円・１級障害4000万円とのことなので、これが理由ではなく報道の通り「高齢化の進展などに伴って、むちうちなど後遺症が残って治療に時間がかかるような事故への支払いが増え」たということですね。高齢化が、損害保険のジャンルにも影響してくるとは思ってもいませんでした。

全車種それぞれの値上げ状況の一覧

軽自動車や、営業用自動車、バスやトラック、原付自転車などの保険料もだいたい上がっています。代表的な車種ごとの保険料の値上がり／値下がりの状況についてまとめました。

• 普通自動車（自家用車）
• 軽自動車（軽四輪）
• 250cc超のバイク（大型バイク含む）
• 125cc超250cc以下のバイク
• 原動機付自転車(125cc以下のバイク含む)

これらの自賠責保険の値上げ／値下げは2013年4月1日から適用されます。ちなみに、自賠責保険は各社共通の値段ですが各社ごとに特徴があって保険料も異なる任意保険も見なおすべきタイミングかも知れません。

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