三井生命の「スター誕生」は一般的な学資保険です。契約者(親)が亡くなったり高度障害に見舞われた場合は保険料の払込免除の保障があります。
年利は18歳満了で契約すると、0.1%にしかなりません。払い込み期間を短く設定することによって、年利を上げることが可能です。それでも最大0.55%です。
払込期間 | 年利 |
18歳満了 | 0.1% |
15歳満了 | 0.36% |
12歳満了 | 0.55% |
特徴は、付加できる特約が多いことですが、公式ウェブサイトのどこにも詳細なし
そのくらいしか特長らしい特長がありません。にもかかわらず、公式ウェブサイトの「スター誕生」のページや、そこから見ることの出来るPDFパンフレットや約款を見ても保険料が分かりやすく示されていません! 三井生命の「特約のご案内」というパンフレットにも書かれていませんでした。
電話で特約について聞いてみました
以下のような値段で、それぞれの特約を付けられるようです(2014年1月時点)。仮に全ての特約を付けたとして、入院日額3000円とするならば1369円、入院日額5000円とするならば2028円となってしまいます。
入院日額3000円の場合 | 1369円 |
入院日額5000円の場合 | 2028円 |
この特約を付帯するなら、県民共済「こども共済」や全労済「キッズタイプ」に入るべき
(県民共済は県によって若干プランが異なる可能性がありますが、)県民共済「子ども共済」の1000円のタイプ、全労済の「キッズタイプ」(900円)と比べてみましょう。いずれも退院時に保険金を受け取れるという保障はないものの、この値段で入院1日目から入院日額5000円が保障されています。さらに通院日額2000円や子どもの死亡・後遺傷害の保障、損害賠償等も保障されています。
強いて言えば、子ども特定損傷特約は必要だと思えば付けてもよいかもしれません。不慮の事故による骨折・関節脱臼・腱の断裂・靭帯の断裂だと診断された場合は一時金50000円を受け取ることが出来ます。手術等になったら等の条件はなく、診断されたら50000円受け取ることが出来るというものだとのこと。
実は、特約に悩む以前に「スター誕生」はメリットが少ない
無配当型で、契約者(親)にもしもの場合に備えることのできるシンプルな保険です。ニッセイやソニー生命の学資保険のように貯蓄性の高い保険に入るべきです。
よりよい条件の保険を選ぶために
学資保険に賢く加入するには、複数の保険商品の金利や契約期間などを冷静に比較する必要があります。そこで、複数の保険会社と契約をしているFPと相談できる保険のビュッフェ!というサービスを利用するのがオススメです。自宅や喫茶店、ファミレスなど、指定した場所にきてくれますので、妊娠中だったり子供がいるので遠出ができないといった場合でも安心です。当サイトの管理人も利用してみましたが、初回の相談ですぐに保険の契約を求められることはありませんので、試しにライフプランニングをしてもらって子供の教育資金や、老後に必要となる資金などを試算するといった使いかたもお勧めです。
自宅に来てもらうのはちょっと・・・という場合は、お店を構えている保険ショップがおすすめです。その場合は、日本最大級の保険ショップ「みつばち保険」や北斗晶夫妻のCMで有名な「保険見直し本舗」など複数のチェーンをまたがって検索できる保険ショップの検索・予約サイトの「LIFULL保険相談」がおすすめです。チェーンによって、駅チカだったりショッピングモール併設店が強かったりと特徴があるのでライフスタイルに合わせて便利な立地の店舗を見つけるのがオススメです。