アメリカンホーム「みんなのほすピタるα」はネット申込の可能が可能な終身医療保険です。手頃な保険料で入院・手術といった基本的な医療補償を備えることができ、またニーズに合わせて先進医療特約や退院後の補償、がん、女性疾病、生活習慣病などへの備えも追加することができます。
保険期間 | 終身 |
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保険料払込期間 | 終身、短期払い(60歳払込済、65歳払込済) |
契約可能年齢 | 終身払の場合:満20歳から満80歳まで 短期払(60歳払済):満20歳から満50歳まで 短期払(65歳払済):満20歳から満55歳まで |
プラン | 主契約、追加できる補償1、追加できる補償2 |
入院給付金 | 10000円 |
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手術給付金(外来手術) | 3万円 |
手術給付金(入院手術) | 10万円 |
先進医療特約(※オプション) | 支払限度額1000万円 |
入院限度日数 | 1入院60日(通算最高1,000日) |
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短期入院 | 日帰りから保障 |
保険料払込免除特約 | - |
支払い方法 | クレジットカード払いのみ |
備考 | - |
医療保険の基本
医療保険は病気やケガによる入院に備える保険です。入院給付金・手術給付金の二つで構成されているのが基本で、1入院あたりの入院の限度日数の主流は60日です。保険によっては通院も保障している場合もあります。通院を保障している場合は、入院した病気・ケガと同一の病気・ケガで通院した場合のみ保障されているというのが一般的です。
アメリカンホーム「みんなのほすピタるα」特徴
- 主契約は入院保障、手術保障のみ。シンプルで保険料が手頃
- 日帰り入院や、入院や伴わない手術も保障の対象
- オプションで、がん、先進医療、生活習慣病に備えることができる
- 保険期間は終身。支払期間には終身の他に短期払い(60歳払込済、65歳払込済)がある
保険プラン
基本の補償はケガ・病気の入院保険金とケガ・病気の手術保険金で構成されています。ニーズに応じて先進医療特約および、追加できる補償2の中からいずれかひとつを付加することができます。
基本の保障
基本の補償はケガ・病気の入院保険金とケガ・病気の手術保険金で構成されており、手術保険金に着いては入院を伴うかどうかによって保険金額が変わります。
追加できる補償1
先進医療は104円で付加できます。ただし、先進医療特約は10年更新の特約であり、今後保険料が見直される可能性はあります。
追加できる補償2
追加できる補償2は4種類用意されています。(1)退院時・退院後の通院の補償(2)がん・退院時・退院後の通院の補償(3)女性疾病とがん・退院後の治療の補償(4)生活習慣病とがん・退院時・退院後の通院の補償のいずれかひとつを付加することができます。
(1)退院時・退院後の通院の補償
(2)がん・退院時・退院後の通院の補償
(3)女性疾病とがん・退院後の治療の補償
(4)生活習慣病とがん・退院時・退院後の通院の補償
保険料
終身払いの場合の保険料をまとめました。入院給付金の額は3000円、5000円、7000円、10000円から、支払期間については終身払いの他に短期払い(60歳払込済、65歳払込済)を選ぶこともできます。
以下の保険料に「追加できる補償1 先進医療特約」は含めていませんがプラス104円で付加可能です。
5000円コース | 基本の補償 | 基本の補償+退院時・退院後の通院の補償 | 基本の補償+がん・退院時・退院後の通院の補償 | 基本の補償+女性疾病とがん・退院後の治療の補償 | 基本の補償+生活習慣病とがん・退院時・退院後の通院の補償 |
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30歳男性 | 1,772円 | 2,164円 | 3,220円 | (女性のみ) | 4,224円 |
40歳男性 | 2,378円 | 2,916円 | 4,463円 | (女性のみ) | 5,953円 |
50歳男性 | 3,314円 | 4,069円 | 6,316円 | (女性のみ) | 8,444円 |
60歳男性 | 4,697円 | 5,751円 | 8,770円 | (女性のみ) | 11,778円 |
5000円コース | 基本の補償 | 基本の補償+退院時・退院後の通院の補償 | 基本の補償+がん・退院時・退院後の通院の補償 | 基本の補償+女性疾病とがん・退院後の治療の補償 | 基本の補償+生活習慣病とがん・退院時・退院後の通院の補償 |
30歳女性 | 1,491円 | 1,809円 | 2,555円 | 2,741円 | 2,916円 |
40歳女性 | 1,713円 | 2,119円 | 3,160円 | 3,252円 | 4,302円 |
50歳女性 | 2,245円 | 2,806円 | 4,182円 | 4,225円 | 5,859円 |
60歳女性 | 3,034円 | 3,804円 | 5,571円 | 5,598円 | 7,986円 |
入院日額10000円の場合
10000円コース | 基本の補償 | 基本の補償+退院時・退院後の通院の補償 | 基本の補償+がん・退院時・退院後の通院の補償 | 基本の補償+女性疾病とがん・退院後の治療の補償 | 基本の補償+生活習慣病とがん・退院時・退院後の通院の補償 |
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30歳男性 | 3,543円 | 4,326円 | 6,438円 | (女性のみ) | 8,444円 |
40歳男性 | 4,757円 | 5,832円 | 8,926円 | (女性のみ) | 11,905円 |
50歳男性 | 6,626円 | 8,136円 | 12,630円 | (女性のみ) | 16,885円 |
60歳男性 | 9,393円 | 11,499円 | 17,536円 | (女性のみ) | 23,551円 |
10000円コース | 基本の補償 | 基本の補償+退院時・退院後の通院の補償 | 基本の補償+がん・退院時・退院後の通院の補償 | 基本の補償+女性疾病とがん・退院後の治療の補償 | 基本の補償+生活習慣病とがん・退院時・退院後の通院の補償 |
30歳女性 | 2,980円 | 3,198円 | 5,106円 | 5,478円 | 6,660円 |
40歳女性 | 3,424円 | 4,236円 | 6,318円 | 6,502円 | 8,603円 |
50歳女性 | 4,489円 | 5,604円 | 8,362円 | 8,448円 | 11,714円 |
60歳女性 | 6,068円 | 7,608円 | 11,142円 | 11,196円 | 15,971円 |
サービス・サポート
安心ダイヤル24という健康・医療相談から介護・育児に関することまで無料で相談できるサービスと、セカンドオピニオンサービスを無料で提供してもらうことができるサービスがあります。
安心ダイヤル24
セカンドオピニオンサービス
特約が分かりにくいのだが、特約が特徴
"追加できる補償2"というのが特約です。これは4種類ありますが、全てに退院時・退院後の通院の補償がつきます。退院時・退院後の通院補償のみ追加したい場合は(1)退院時・退院後の通院の補償を、それ以外に追加したいものがあれば(2)~(4)を選ぶ形になるでしょう。
(1)ならアフラック「新EVER」との比較を
追加補償2(1)退院時・退院後の通院の補償を選ぶならアフラック「新EVER」の通院ありコースと比較してみた方がよいでしょう。日帰り~入院5日までの場合一律5日分の入院給付金を受け取ることができ、放射線治療も補償しており、通院については入院を伴っていれば入院前の通院も補償しているなどという点が優れています。 保険料を比較しても入院給付金同額で比較すればアフラックの方が安いです。
(2)はがんに手厚くできるけど他社と比べて強みは少ないし高いか
(2)がん・退院時・退院後の通院の補償の比較対象になるのはオリックス「新CURE」のがん充実保障プランやライフネット生命「新じぶんへの保険」のおすすめプランでしょうか。 ライフネットのおすすめプランについては三大生活習慣病での入院の場合は支払い日数が無制限で、がんの診断給付金を受け取ることができ、先進医療保障もついているので三大生活習慣病とがんに手厚い医療保険です。
オリックスのがん充実保障プランは(1)2年に1回を限度に何度でも、日額の100倍の金額のがん診断治療給付金が受け取れる(2)約款所定の通院をすると、がん通院給付金が受け取れるという特徴がありますし、「新CURE」は入院給付金は1入院60日まで保障というのがベースですが、糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性腎不全による入院は1入院の保障日数を2倍の120日、三大疾病(がん・心疾患・脳血管症疾患)で入院した場合は支払日数を無制限で保障します。
アメリカンホーム「みんなのほすピタるα」もがん診断一時金は医師の治療終了後2年を経過して、再びがんと診断確定された場合には、再度受け取ることはできますし、がん入院保険金は日数無制限で受け取ることができます。しかし保険料が高いように思います。
(3)や(4)を手厚くしたい人向き。だが、同様の保障の医療保険は多い
(3)女性疾病とがん・退院後の治療の補償と(4)生活習慣病とがん・退院時・退院後の通院の補償についてですが、(3)の女性疾病に特に手厚いことを謳っている医療保険はライフネット生命、オリックス、メットライフアリコ、アフラック等にも存在しますし、それ以外の医療保険でも特約で備えられることも多いです。(4)についてはNKSJひまわり生命「新・健康のお守り」やメディケア生命「メディフィットA」に特約を付ける等の備え方になるでしょうか。
アメリカンホーム「みんなのほすピタるα」まとめ
基本的な補償としてはシンプルで高い
追加できる補償を付けないなら、もっと安い医療保険を検討すべきです。終身医療保険なら楽天生命やライフネット生命、定期医療保険でもよければアクサダイレクト生命や三井ダイレクト損保の医療保険が安く備えられます。
がん・退院後の治療の補償に加え、女性疾病や生活習慣病を手厚く備えたい人向き
特約の(3)や(4)を手厚くしたい人向きの保険と言えるでしょう。
よりよい条件の保険を選ぶために
医療保険は、さまざまな保険が各社から登場しています。自分にあった保険に賢く入るためには、複数の保険会社と契約をしているFPに相談できる保険のビュッフェ!というサービスを利用してじっくり相談してみるのがオススメです。当サイトの管理人も利用してみましたが、初回の相談ですぐに保険の契約を求められることはありませんので、試しにライフプランニングをしてもらって万が一のときの医療費や、老後に必要となる資金などを試算するといった使いかたもお勧めです。
自宅に来てもらうのはちょっと・・・という場合は、お店を構えている保険ショップがおすすめです。その場合は、日本最大級の保険ショップ「みつばち保険」や、北斗晶夫妻のCMで有名な「保険見直し本舗」など複数のチェーンをまたがって検索できる保険ショップの検索・予約サイトの「LIFULL保険相談」がおすすめです。チェーンによって、駅チカだったりショッピングモール併設店が強かったりと特徴があるのでライフスタイルに合わせて便利な立地の店舗を見つけるのがオススメです。