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ネット生保よりも遥かに安い、史上最強の保険は「埼玉県民共済」一択

投稿日:2014年2月26日 更新日:

タイトルに「史上最強の保険」と書きましたが、いきなりですが、二点訂正があります。1点目は、保険ではなく共済だということです。保険と共済の違いが気になる方はリンク先をご覧ください。そして2点目は、本当に最強な保障内容なのは、おそらく埼玉県民の「県民共済」に限られるということです。(というか、正確には他都道府県については都民共済以外検討したことがないので、もっとお得かどうかは調べたことが無いです。 → 追加調査しました!結局、最強の県民共済はどこだったのか?「全39都道府県 県民共済ランキング」

今回は、わたしが生まれ育った地でもある埼玉県の県民共済を紹介します。そして、埼玉県こそが今や全国に広がる「県民共済」の発祥の地だということもあって最強の内容になっています。(他の県にお住まいの方は各都道府県の共済内容を確認してみてください。)

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史上最強の「県民共済」の保障内容はこれだ!


県民共済が最強な理由1:年齢によって掛金が変わらない!

県民共済の掛金は、月額2000円です。普通、保険の掛金には「30歳男性モデルケースの場合」という注意書きがついているものですが、県民共済にはそういった注意書きはついていません。そう、県民共済の最大の利点といってよい特徴が、なんと「15歳〜60歳まで年齢によって保険料が変わらない」ということなのです。年を取れば取るほど病気や死亡の確率が増えるので、それにともなって保険料が上がっていくという常識を見事に裏切る料金設定。ということは、年を取っている人ほど県民共済が有利だということです。裏を返せば、若ければ若いほど損だということですが...おおむね30歳以上であれば県民共済は他の保険を圧倒するコストパフォーマンスを発揮します。

県民共済が最強な理由2:生命保険と医療保険がセットになっている

通常、死亡・後遺障害に対する支払いが行われる生命保険と、入院や通院に対して支給される医療保険は別立てになっていたり、別途特約で加入しなければならないようになっています。県民共済の場合は、死亡保障が、事故の場合は1000万円・病気の場合は400万円ついていますので、子供がいる場合は十分とはいえませんが、独り身であれば十分です。

県民共済が最強な理由3:入院給付金は、必要十分の日額8000円

月2000円の掛金なので入院給付金は5000円程度かとおもいきや、充実の8000円も給付されます。実は10年くらい前はもっと保障内容は悪く、病気の入院の場合は3000円程度しか支払われなかった記憶があります。しかし、毎年の準備金の積立によって支払い余力も増えてきたためか、今では事故・病気関係なく8000円が支払われます。ちなみに、生命保険文化センターによると、入院の平均自己負担額は16000円だということなので、不安な人は4000円コースに入ることで倍額の16000円が給付されます。それでも4000円/月とは安い。

県民共済が最強な理由4:入院給付金はもちろん、1日目から支給される

最近でこそ入院給付金が1日目から支給される商品が増えましたが、まだまだ5日目以降支給といった保険もあります。となると、7日間程度の入院だった場合、わずか2日分しか支給されず全く役に立たなかったなんてことになりかねません。入院が短期化している現在、1日目から支給される、というのは大きな強みです。また、ちゃんと確認したことはないのですが、保険会社の保険によく書いてある「通算XX日まで」という複数回入院した時の上限がなく何度でも無制限に支払われると言われていますので、実は最強の入院保障だと密かに思っています。

県民共済が最強な理由5:なんと、割戻金制度で40%ちかくも掛金が返ってくる!

ここまで「わずか2000円!」の掛金だと紹介してきましたが、実はもっと安いのです。県民共済では1年毎に決算を行い、共済加入者の総掛金から保険の支払額や若干の経費を引いた額は、割戻金として返金されるのです。もちろん年によって変動はありますが、昨年度の実績では、なんと40.88%が返ってきたとのこと。ということは、月に直すと800円以上かえってきたことになります。もう何がなんだかわかりません。割戻金を考慮すると、月額の掛金は実質1200円だったということになってしまうのです。保険会社の場合は普通こうした差額は死差益等として保険会社の利益になって加入者には返ってこない制度になっていますので、もはや比べようが無いほど大きな利点と言えます。

話題のネット生保と比較してみると...

というわけで、上場も果たした新進気鋭のネット生保である「ライフネット生命」の場合と比較してみましょう。
死亡保障500万円(定期10年)+入院日額10000円(60日・手術給付金なし・終身)というプランで計算してみました。保険の内容が異なるので一概に比較できませんが(特に、医療保険の保険期間が終身であることで、ライフネット生命の保険料が見かけ上大幅に高くなっていますので注意です。)

30歳の場合、月額3861円(生命保険 789円+医療保険 3072円)

40歳の場合、月額5544円(生命保険 1415円+医療保険 4129円)

と、月額2000円の県民共済と比べて大きな差がでました。40歳の場合では、割戻金を考慮すれば、なんと 4倍以上の差になってしまっています。こうやってみると県民共済が史上最強だと考えざるを得ません。

弱点があるとすれば...

弱点があるとすれば、共済は原則として「単年度決算」だということです。すなわち、加入者が長期的に高齢化し続けた場合に今と同じ保障内容を維持できるかは、「わからない」ということです。ここまで金額に大きな差が出るということは、保険会社の取り分の設定の差以上に、若い世代が比較的多く加入しているからだ、と考えられるからです。だから、加入者の平均年齢がどんどん上昇した場合には、現在の保障内容が続かない場合があり得るということです。とはいえ、同じ保障が続く年齢の上限が60歳までとなっていますので、中高年層がどんどん元気になっていることを考えると大した影響はないと考えています。また、死亡時の保険金が大して高くないことも、家族がいる場合には心配だと言えます。家族がいる場合には、それこそネット生保の生命保険を追加でバラ掛けし、死亡保障を厚くすればよいと思います。

結論:30歳以上で埼玉県民なら迷わず「県民共済」を検討しよう!

ぶっちゃけ、20代の人は保険料が安い今のうちにネット生保を含む民間の保険に加入したほうがお得です。保険ショップの検索・予約サイトの「LIFULL保険相談」などを使って、終身医療保険などを検討することをオススメします。一方で、30歳以上、特に40歳以上なら迷わず「県民共済」がベストな選択肢になります。その上で足らない保障を生命保険で補うというのが基本になりそうです。

また、埼玉県民以外の人のために、お住いの地域の共済のプランをまとめてみましたので、是非ご覧ください。

入院は120日分で安心なのか?ということに答えるために、本当は何日分の入院保障があれば安心なのか?業界のタブー「原因別入院日数」を調べてみた | 保険Hacksというのを書きましたので参考にしてみてください。

よりよい条件の保険を選ぶために

生命保険や医療保険に賢く加入するには、複数の保険商品を比較するのがお勧めです。そこで1社専属でなく、複数の保険会社と契約をしているFPと相談できる保険のビュッフェ!というサービスを利用するのがオススメです。各社が力を入れている保険だけをそれぞれ”つまみ食い”して良いとこどりをすることができます。FPは、自宅だけでなく喫茶店、ファミレスなど、どこでも指定した場所にきてくれますので忙しい方でも大丈夫です。当サイトの管理人も利用してみましたが、初回の相談ですぐに保険の契約を求められることはありませんので、まずは各社のパンフレットを見せてもらうといった使いかたもお勧めです。

自宅に来てもらうのはちょっと・・・という場合は、お店を構えている保険ショップがおすすめです。その場合は、日本最大級の保険ショップ「みつばち保険」や、北斗晶夫妻のCMで有名な「保険見直し本舗」など複数のチェーンをまたがって検索できる保険ショップの検索・予約サイトの「LIFULL保険相談」がおすすめです。チェーンによって、駅チカだったりショッピングモール併設店が強かったりと特徴があるのでライフスタイルに合わせて便利な立地の店舗を見つけるのがオススメです。

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