生命保険会社は40社もあり、各社さまざまな商品を発売しています。おおまかな分類だけでも「生命保険(死亡保険)」「医療保険」「ガン保険」「介護保険」・・・そして、終身タイプや定期タイプ、掛け捨てタイプと返戻金・満期金があるタイプなど本当にさまざまです。2012年5月に発売されていた「保険辛口ランキング50」では、そうした保険についてプロのFPにアンケートをとって評価しています。
ベスト50まで、さまざまな保険が保険料と的確なコメント付きで紹介されていてとても見やすくなっています。今回は、その中からベスト30まで紹介してみたいと思います。(全一覧と各保険に対する辛口コメントを見たい方は是非本書を購入してみてください。)
オススメ生命保険ランキング
医療保険CURE(オリックス生命):医療保険
オリックス生命の医療保険CUREが第1位にノミネートされました。この保険の最大の特徴は、ガンを含む7大生活習慣病では入院保障が120日に伸びるというところです。そのうえ、保険料もリーズナブルだということで1位のようです。個人的には、この雑誌発売後に出たとはいえ、楽天インシュアランス(アイリオ生命)のスマートという保険もだいぶ安くてオススメです。
家族のお守り(NKSJひまわり生命保険):収入保障保険
モノクロのランキングを見ていると、全体的に固定額保障の生命保険よりも、逓減型生命保険である「収入保障保険」に対する評価が高いようです。保険Hacksとしても家族のお守りはオススメなのですが、タバコを吸わない人向けの割引制度が用意されているのがすごくオススメです。タバコを吸っている人はどうすればいいか?まず、タバコを辞めてください…ということになりますが。
保険HACKS内記事→NKSJひまわり生命「家族のお守り」
がん保険Believe(オリックス生命):ガン保険
まさか「ガン保険」がトップ3にランクインするとは思っていませんでしたが、がんの診断給付金がしっかりでる割に安いことが評価されたようです。ガン保険は診断給付金で選べ、と言われることも増えてきたので、さもありなんという感じではあります。
保険Hack的オススメ:県民共済:実質的に医療保険
県民共済、特に埼玉県民共済は、60歳までの保障として医療保険として考えるなら保険よりも安くなるケースが多いです。全年齢一律なので、若い人(35歳以下)には不利に感じられる内容なのですが、裏を返せば35歳以上にはダントツにおすすめできる保障内容です。是非検討してみてください。
これ以下のランキングは次のようになっていました。
- 4位 健康のお守り(NKSJひまわり生命):医療保険
- 5位 がん治療支援保険(東京海上日動あんしん生命):ガン保険
- 5位 がんベスト・ゴールド(富士生命):ガン保険
- 7位 メディカルKit就業不能サポートプラン(東京海上日動):医療保険・収入保障保険
- 8位 もっと頼れる医療保険 新EVER(アフラック):医療保険
- 9位 自由診療保険メディコム(セコム損保):ガン保険
- 10位 カチッと収入保障(ネクスティア生命(現アクサダイレクト生命)):収入保障保険
- 10位 かぞくへの保険(ライフネット生命):定期保険
- 12位 WAYS(アフラック):終身保険
- 13位 LTTPフェアウィンド(アクサ生命):終身保険
- 14位 長割り終身(東京海上日動あんしん生命):終身保険
- 15位 ファインセーブ(オリックス生命):定期保険
- 16位 ドル建て終身保険(My future)(メットライフアリコ):終身保険
- 17位 CURE LADY(オリックス生命):医療保険
- 18位 バリアブルライフ(ソニー生命):終身保険
- 19位 終身介護保険(ソニー生命):介護保険
- 20位 総合収入保障保険(三井住友海上あいおい生命):収入保障保険
- 20位 三大疾病保障プラン(アフラック):ガン保険
- 22位 CURE Support(オリックス生命):医療保険
- 22位 カチッと定期(ネクスティア定期(現アクサダイレクト生命)):定期保険
- 22位 勇気のお守り(NKSJひまわり生命):ガン保険
- 25位 長生き支援終身(東京海上日動あんしん生命):終身保険
- 26位 積立利率変動型終身保険(ソニー生命):終身保険
- 27位 やさしくそなえる医療保険(メットライフアリコ):医療保険
- 28位 つづけトク終身(メットライフアリコ):収入保障保険
- 28位 生きるためのガン保険Days(アフラック):ガン保険
- 28位 キープ(オリックス生命):収入保障保険
そうはいっても保険は人生で二番目に高い買い物です。加入する際には、(1)ほんとうに必要な保障は何か(2)その保障を満たす保険の中で価格を比較する(3)不安なら、複数社から比較して提案してもらえる乗り合い型代理店を利用する、といった手順でしっかり選びたいものです。
よりよい条件の保険を選ぶために
生命保険や医療保険に賢く加入するには、複数の保険商品を比較するのがお勧めです。そこで1社専属でなく、複数の保険会社と契約をしているFPと相談できる保険のビュッフェ!というサービスを利用するのがオススメです。各社が力を入れている保険だけをそれぞれ”つまみ食い”して良いとこどりをすることができます。FPは、自宅だけでなく喫茶店、ファミレスなど、どこでも指定した場所にきてくれますので忙しい方でも大丈夫です。当サイトの管理人も利用してみましたが、初回の相談ですぐに保険の契約を求められることはありませんので、まずは各社のパンフレットを見せてもらうといった使いかたもお勧めです。
自宅に来てもらうのはちょっと・・・という場合は、お店を構えている保険ショップがおすすめです。その場合は、日本最大級の保険ショップ「みつばち保険」や、北斗晶夫妻のCMで有名な「保険見直し本舗」など複数のチェーンをまたがって検索できる保険ショップの検索・予約サイトの「LIFULL保険相談」がおすすめです。チェーンによって、駅チカだったりショッピングモール併設店が強かったりと特徴があるのでライフスタイルに合わせて便利な立地の店舗を見つけるのがオススメです。